• TOP
  • NEWS
  • 診断士になるには?
NEWS

診断士になるには?

中小企業診断士になるには?

中小企業診断士は、中小企業の経営課題を解決するプロフェッショナルです。中小企業診断士になるためには、試験をクリアし、登録手続きを完了する必要があります。以下に、その具体的な流れをご紹介します。

第1段階 : 中小企業診断士1次試験

1次試験は、中小企業診断士としての基礎知識を問う筆記試験です。主に以下の7科目から成り立っています:

  • 経済学・経済政策
  • 財務・会計
  • 企業経営理論
  • 運営管理
  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営・中小企業政策

試験はマークシート方式で、全科目に合格することが必要です。一部の科目で合格点に達していない場合でも、科目合格として翌年の試験で再受験することが可能です。

第2段階 : 中小企業診断士2次試験

2次試験は、実践的な経営診断能力を問う筆記試験と、口述試験の2部構成です。

  1. 筆記試験:与えられた企業の事例に基づき、経営課題を分析し、その解決策を提案する能力が求められます。
  2. 口述試験:筆記試験に合格した者を対象に、経営に関する理解度やコミュニケーション能力が評価されます。

筆記試験に合格し、口述試験にも合格すれば、診断士資格の登録手続きへと進めます。

第3段階 : 登録の流れ

1次試験と2次試験の両方に合格した後、中小企業診断士として正式に活動するためには、登録手続きを行う必要があります。主な手順は以下の通りです:

  • 実務補習または実務従事:中小企業診断士協会が実施する実務補習を受けるか、一定期間の実務経験を積む必要があります。
  • 登録申請:必要な書類を準備し、中小企業診断協会に登録申請を行います。
  • 資格登録:申請が承認されると、中小企業診断士として正式に登録されます。これにより、中小企業へのコンサルティング業務を行う資格が得られます。

中小企業診断士になるためには、試験勉強に加えて実務経験も重要です。資格取得後は、中小企業の経営支援に貢献するプロフェッショナルとして、活躍の場が広がります。