信用保証協会受託事業部会
信用保証協会受託事業部会とは?
信用保証協会受託事業部会は群馬県信用保証協会受託事業の成果物の品質確保や診断スキルの向上を目的としている部会組織です。
研究会の特徴
当事業部会は群馬県信用保証協会受託事業の成果物の品質確保や診断スキルの向上を目的として設置され、今年度で9年目を迎えました。会員数は現在45名となっており、多種多様なフィールドで活躍する診断士が所属しております。事業内容としては、群馬県信用保証協会様からの派遣依頼に応じて、経営改善や資金繰り改善等が必要な県下の中小企業者様への助言、経営改善計画等の策定支援や、創業、生産性向上、事業承継等、企業のライフステージに応じた各種助言等多岐に渡っております。とりわけ、最近ではコロナ禍後の生活様式の変化、物価高騰等により収益悪化や資金繰り悪化に陥っている中小企業・小規模事業者向け支援が増加しており、昨年度受託件数は過去最多となりました。このことからも、実現性の高い施策を盛り込んだ計画の策定・支援と、研鑽による更なるスキルの向上が診断士に求められており、このニーズはますます高くなると考えられます。
こうした現況を踏まえ、当事業部会として品質確保・診断スキル向上を図るために、「事業部会会議」およびよび新入部会員を対象とした「(経営改善計画策定)基礎講座」を開催しております。基礎講座は、8月から11月にかけて開催し、昨年度は8名の方に参加頂きました。今年度も多数の方の参加が見込まれており、今後もアップデートを重ねながら継続実施していきたいと考えています。
今年度についてですが、個人事業者や中小企業に対してコロナウイルス感染症流行時における無利息・無担保融資(いわゆるゼロゼロ融資)の月次返済開始時期がピークを迎えている中で、コロナ禍後の収益悪化の長期化や、国際紛争による資源高騰等の影響により、残念ながら多くの中小企業・小規模事業者がいまだ苦境を脱せない状況が続いています。急速に変化する環境に適応するための、本格的な出口戦略が求められています。これまで以上に群馬県信用保証協会様との密な連携強化、設置目的の推進を図り、受託事業を通して、中小企業の経営力向上・事業承継・創業等の支援、成果物の品質向上等に取り組んで参りたいと考えております。
その他情報
信用保証協会受託事業部会長の吉田晃です。昨年度は部会長就任1年目ということもあり、皆様のお力添えをいただきながら無事に務めることができました。改めまして、群馬県信用保証協会様をはじめ、関係各位の皆様に深く感謝申し上げます。
今年度も引き続き、中小企業の皆様のご支援の一助となれるよう、部会一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
群馬県信用保証協会様、会員の皆様、関係各位の皆様、今後とも重ねてよろしくお願い申し上げます。
部会に関するご要望は、協会事務局までお気軽にお問い合わせください。