研究会紹介
食農ビジネス研究会
食農ビジネス研究会とは?
食農ビジネス研究会は農業経営者の育成と自立支援を命題とし、例会では農業・食品分野での委託事業の実施事例等を通じて、会員の診断ノウハウの共有化をはかることを目的にしております。
研究会の特徴
※農業生産物は制度上、市場相場をもとに販売単価が決められ、生産自体も気候変動の影響等に左右されるため、需給状況の変化が見通しにくい状況にあります。
さらに生産方式は栽培・運営形態ごとに異なり、生産コストの判断も技術的な視点が必要になります。真に農業経営に関心のある方の参加を期待します。
※これまでの取組概要は以下のとおりです。
- 実践的な情報共有: 会員が実際に指導した農家の事例や、会員が手掛けた発酵食品の開発事例など、現場での経験に基づいた発表が行われています。
- 多角的なテーマ設定: 農林水産物の輸出、SNS活用、農地の利用調整、優良農業法人の事例といった幅広いテーマを扱っており、食品分野・農業分野のビジネスを取り巻く様々な側面から議論を深めています。
- 積極的な情報発信と意見交換: リモート発表や実況中継を交えながら、活発な意見交換が行われており、会員間の知見の共有と深化を促しています。
- 政策への関心と知見習得: 「農地の集約化と効率化」といったトピックとなる国の政策についても深く議論し、その課題や影響についても研究しています。
- 先進技術の農業活用: 農薬・肥料散布ロボットの実証事業やスマート農業技術の導入、農業分野の生成AI活用や経営診断への活用について意見交換を行っています。
研究会活動の様子

※令和6年4月以降、例会に参加した会員(アイウエオ順)
阿左見義春、小林俊造、関田淳二、反町哲弘、松田裕、鍋谷仁志、丸橋大志、山崎貴彦
吉田武宏、吉永哲也 (リーダー 福島久、サブリーダー 田中英輔)
活動実績
- 2024年8月18日(日)
- テーマ: 農林水産物の輸出「いまなぜ輸出なのか」
- 発表・情報提供: 群馬県内中小企業4社の事例発表
- 2024年9月15日(日)
- テーマ: SNSが農家にもたらす利益
- 発表・情報提供: ネギ農家の事例発表、発酵食品の開発事例発表、愛知県西尾市のマルシェからの会員による実況中継
- 2024年11月17日(日)
- テーマ: 農地の利用調整、地域における農地利用計画 (自治体の取組事例)
- 発表・情報提供: 説明動画共有、取組事例説明
- 2024年12月15日(日)
- テーマ: 優良農業法人の事例
- 発表・情報提供: 法人へのヒアリングを行った会員からの発表
- 2025年1月19日(日)
- テーマ: 農業会議 農事組合法人診断事例の発表
- 発表: 農業会議診断事例について自主発表と意見交換
- テーマ: 2024年 農業法人倒産数 過去最多について
- 情報提供: 事務局より情報提供
- 2025年2月16日(日)
- テーマ: 日本農業の2025年問題について
- 発表・情報提供: 自主発表と意見交換を実施
- 2025年3月16日(日)
- テーマ: 食肉製造関連の診断事例発表
- 発表・情報提供: 2会員から自主発表と意見交換を実施
- 2025年4月20日(日)
- テーマ: アンケートのクロス集計分析(実例)に生成AIを活用する方法、及び、アンケートの効率化について
- 発表・情報提供: 会員による自主発表と事務局からの解説、生成AI活用上の留意点について
- 2025年6月15日(日)
- テーマ: 「あなたの考えるコメ政策とは」をテーマに各会員から発表をしてもらい、意見交換を実施
- 発表・情報提供: 会員の取組事例として、商品開発から販促活動までを発表
活動日・活動場所
開催日 原則毎月第3日曜日
開催場所 群馬県公社ビル 群馬県中小企業診断士協会 協会会議室
その他情報
当研究会は、食と農業に関する研究を行うとともに、主に農業分野経営診断等の事業を受託することを目指しております。
- 当研究会の基本的な活動は、毎月第3日曜日に開催する研究会の例会となります。
- 例会内容は、農業、食品、6次産業化等に関する各会員からの自主発表や情報提供等をもとにテーマを設定した意見交換を行います。
- 例会の時間は2時間。
- 前半は会員の皆様による自主発表を1時間程度。その後30分程の意見交換を行います。残り30分で、農業・食品分野の情報提供等を行っています。
研究会への参加希望やご要望は、協会事務局までお気軽にお問い合わせください。