お互いの笑顔が見える闊達な協会活動を!
群馬県中小企業診断士協会 会長 吉村 守
謹んで新春のお慶びを申し上げます。 会員の皆様、そして群馬県、各市町村、支援機関、金融機関をはじめとする関係機関の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。また、日頃より当協会の活動に対し多大なるご理解とご協力を賜っておりますこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
変化の時代に求められる、診断士の「伴走支援」
現在、中小企業を取り巻く環境は、かつてないスピードで目まぐるしく変化しています。長引く物価高騰や深刻な人手不足、デジタル化(DX)への対応、さらにはカーボンニュートラルの推進など、経営者が直面する課題は複雑化・多様化の一途をたどっています。 こうした中、内外の各関係組織の皆様からの温かいご支援と信頼により、当協会には多岐にわたる事業参画のご依頼が寄せられています。これらの期待に応え、数多くの事業やイベントを滞りなく実施できているのは、執行部である理事・監事の尽力はもちろんのこと、何よりも会員の皆様の絶大なるご支援があってこそです。
現在、当協会の会員数は123人ですが、特筆すべきは、その内の多くの割合が「入会3年以内」のフレッシュな会員であるという点です。この新しい力が、伝統ある当協会に瑞々しい活力と新たな風を吹き込んでいます。昨年度は多くのイベントが目白押しでしたが、今年も賀詞交歓会に加え、研修委員長を兼務する戸塚副会長を中心に、フレッシャーズセミナーや北関東信越ブロックの情報交換会など、会員同士の絆を深める行事が数多く予定されています。 フレッシュな会員の皆様の柔軟な行動力と、ベテラン会員が長年培ってきた深い知見。これらが有機的に融合し、互いに刺激し合いながら「お互いの笑顔が見える闊達な協会活動」を展開していくこと。これこそが、群馬の経済を支える強固な支援体制の礎になると確信しています。
令和六年度の活動を振り返って
昨年度は、4人の副会長、そして理事、監事を中心として、多くの会員の皆様に主体的に参画いただいたことで、数多くの事業を完遂することができました。ここで、主な活動の軌跡を振り返りたいと思います。
まず大きなトピックとして、当協会が当番県となり「北関東信越ブロック会議」を前橋で開催いたしました。会議当日には、日本中小企業診断士協会連合会の松枝会長、佐野専務理事とともに、前橋市役所、群馬県信用保証協会、群馬県産業支援機構を表敬訪問いたしました。各機関のトップと直接対話を重ねることで、地域経済における診断士の役割と存在感を改めて強く発信することができたと感じております。
また、各委員会の活動においても、専門性を活かした質の高い取り組みが展開されました。
さらに、前橋市・沼田市・館林市・富岡市等の創業支援事業や、群馬弁護士会・群馬県信用保証協会との合同研究会も継続して実施しております。また、今年度からは新たに「群馬県内の中小運送事業者向け無料物流アドバイザー派遣事業」への専門家派遣も開始しました。2024年問題をはじめとする物流業界の課題に対し、診断士が持つ知見を注ぎ込む新たな挑戦が始まっています。
結びに代えて
私たち中小企業診断士の使命は、経営者の皆様の最も身近な理解者として寄り添い、共に未来を切り拓くことです。そのためには、支援者である私たち自身が、まず活き活きと活動し、学ぶ喜びを分かち合っていなければなりません。 本年も、新入会員からベテランまでが切磋琢磨し、お互いの笑顔が見えるような風通しの良い、闊達な協会活動を共に進めて参りましょう。
結びに、関係機関の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとって幸多き一年となりますことを心より祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。