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【コラム】資金繰り対策~具体的な方法と利点~

資金繰り対策~具体的な方法と利点~

「資金繰り」と聞くと、“資金が不足したときの緊急対応”という印象を持たれる方も多いでしょう。

ですが実際は、黒字経営でも資金繰り管理は欠かせません。

お金の流れを把握し、必要なタイミングに十分なキャッシュを確保することが、事業継続の基盤となるからです。

資金繰りの具体的な方法

日々の資金繰り対策には、次のような手法が効果的です。

  • 資金繰り表の作成:入出金の予定を月単位・週単位で管理し、将来の資金不足を早期に察知します。
  • 売掛金の回収強化:請求・入金のスピードを見直し、回収サイトを短縮することで現金化を早めます。
  • 支払条件の交渉:仕入先や取引先と支払期日の調整を行い、キャッシュアウトのタイミングをコントロールします。
  • 金融機関など外部調達先との関係構築:平時から関係を良好に保つことで、いざという時の融資交渉がスムーズになります。

要するに、下記の2点が重要になります。

① きちんと必要なお金が、必要な時に手元にあるかを、調整しながら、常に把握しておく!

② 必要なお金が不足する際は、いつでも外部から調達できるようにする!

ちなみに、不足する資金の外部調達先は、金融機関だけでなく代表者や親族など当法人以外も対象になります。

不測の事態に備えて平時から準備しておくことが大事ですね。

お金に困っていなくても「借りた方がいい」の?

実は、資金に余裕がある時こそ融資を活用する好機です。

借入金を「備え」として確保しておけば、急な売上減少や設備投資にも柔軟に対応できます。

また平時の融資実績は、金融機関との信頼関係を深め、将来の資金調達力を高める効果もあります。

借入のメリット・デメリット

  • メリット:手元資金の安定、機会損失の防止、信用力向上
  • デメリット:利息負担の発生、返済義務による資金拘束

借入について、デメリット面を強く感じている方も多いですが、メリットを生かす借入を行うことができていればレバレッジ効果も見込めます。

借入を行う際は、デメリットを上回るメリットを享受できるかという点も、判断ポイントです。

※レバレッジ効果とは、「てこの原理」のように少ない自己資金でより大きな金額の取引や投資を行い、自己資金に対するリターン(収益率)を高める効果のこと

まとめ

重要なのは、「借りること」そのものではなく、資金の流れを見える化し、計画的に運用する姿勢です。

資金繰りは経営判断の土台であり、将来の成長を支える“経営の羅針盤”と言えるでしょう。

資金繰りでお悩みの方、群馬県中小企業診断士協会には、金融機関出身者をはじめ、多くの専門家が在籍しています。

お困りごとを解決できるヒントになると思いますので、お気軽に協会まで、ご相談くださいませ!

コラム作成者

専門家の詳細やご紹介は、下記から群馬県中小企業診断士協会までお気軽にお問合せ下さい。